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ご紹介

邑南町の名所旧跡、見所紹介(帰りんさったら行ってみちゃんさい。ええとこだげな)

【久喜銀山跡】〇所在地:邑南町久喜 〇指定範囲面積:約45万㎡ 〇操業年代:戦国時代後期(16世紀後半)~江戸時代(17世紀後半)、明治時代後期(20世紀初頭)
 久喜銀山遺跡は、銀を含んだ鉛鉱石を産出した遺跡です。現在、このような銀鉛鉱山では、採掘から製錬までを示す遺構等の調査例はありません。また様々な調査により、久喜銀山は戦国時代後期から、明治時代まで操業されていたことが分かっており、中世から採掘から製錬までの日本の銀生産技術を示す優れた遺跡と評価されています。
 久喜銀山の特徴として、「銀山」の名前を冠していますが、鉛も産出する「銀鉛山」という点にあります。戦国時代には、毛利氏によって支配され、産出した銀の一部が豊臣秀吉に上納されたことが分かっています。このほか、鉄砲の普及に伴って、毛利氏の中でも、鉄砲を使用する部隊が編成されるようになると、弾丸の素材である鉛の需要も高まり、久喜銀山は経済と軍事の両面で毛利氏を支えていたことがうかがえます。(日高輝和前邑南町副町長よりの寄稿文より抜粋)

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